わたらせ渓谷鐡道のトロッコ列車と足尾銅山②
通洞駅に到着です。(*’▽’)ノ
こちらが通洞駅で『足尾銅山』に一番近い最寄り駅になります。
いざ足尾銅山へ
通洞駅から徒歩5分。ずっと下って行く感じです。
足尾銅山のキャラクター源さんが色々と案内をしてくれます。
黄色いトロッコ列車で、いざ坑道内へ!
ん?思ったよりもゆっくりで、歩いて来ても変わらないような感じですwま、雰囲気作りは大事ですよね?
足尾銅山について
栃木県上都賀郡足尾町
<現在では日光市足尾町となっています>
1610年(慶長15年)百姓二人が鉱床を発見参照:Wikipedia
岡山県の農民…と書いてあった記憶があって調べてみました。
備前楯山という変わった名前の由来は、参考書によれば、「一説に昔は黒岩山と呼んでいたが、1610(慶長15)年、備前国(岡山県)から移住した治部と内蔵が道の露頭を発見し、日光座禅院に報告した。座主は二人の功を記念して備前楯山と改め、産銅を幕府に献上したという。楯とは鉱脈の露頭をいう」(布川了『田中正造と足尾鉱毒事件を歩く』随想舎)とのことだ。参照:日本近代化の功罪を考える-備前楯山-
やはり…。源さんの探検シアターで鉱山の名前を「備前楯山」と言っていたので、なぜ栃木県なのに備前なんだろう?と疑問に思っていました。これで納得!
約400年にわたり堀開いた坑道の総延長は1,234km(約東京~博多間になるそうです)
坑道内は薄暗く水滴がポタポタと垂れ、夏場でもかなり涼しいそうです。逆に冬は外よりも暖かいのかしら?
坑道内は手前から「江戸時代」「明治・大正時代」「昭和」へと時代ごとに人形や採掘の歴史(手堀りから機械掘りへ)を見る事が出来ます。
薄暗い中に人形がたくさん居るので、時々ドッキッとします。
江戸時代
ちょんまげ姿にふんどし!しかも裸足。怪我もかなりあったんだろうな~…。明かりはどうしてたんでしょう。
明治・大正時代
この頃になると服にも違いが出てきますね。
昭和時代
ヘルメットだ!!しかもライト付き。
歴史がとっても分かりやすい
坑道内が歴史ごとに分かれていて、時代時代で説明があるためにとっても分かりやすい。人形の作りも思ったよりクオリティが高かった。 源さんの探検シアターは、是非観ていただきたいと思います。3Dで銅山の仕組みなどを解説してくれていますので。 是非観ていただきたいのがこちら坑道を出たところにある「銅(あかがね)資料館」(鋳銭座) 銭形平次が投げてた?w江戸時代の一般的な通貨「寛永通宝」 昔のお金の作り方を、ジオラマ形式で見る事が出来ます。リアルに再現されていて、かなりクオリティ高いです!感動モノの高さです。
足尾銅山の光と影
坑道出口付近には足尾銅山の歴史年表があり、足尾銅山の始まりから閉山に至るまでの公害、鉱毒問題などについても書かれています。 一時は国の銅生産の40%を産出していた足尾銅山。色んな意味で、世界遺産に登録されたら良いな~と感じました。行って良かった。
さて、トロッコ列車で帰りますよ
木枯らし1号の中、トロッコ列車にw
寒すぎw
寒くて手はかじかむし、温かい飲みものが欲しかったw 途中でホットコーヒーと味噌田楽を購入し、ちょっとだけ温まる事が出来たのもつかの間w でもトンネルに入った時のイルミネーションがとっても綺麗で…すべてチャラにw 足尾銅山の歴史、とてもよかったです。まだ体験されてない方は是非!坑道に入ってみてください。